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どれを選ぶのかも重要!代表的な矯正歯科治療の6方法

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矯正歯科治療といえば成長期の子どもが対象の治療だというイメージを持っている人が多いかもしれませんが、近年患者さんの年齢層が変わり、大人の矯正が増えています。大人の矯正が増えている背景には、歯の色に良く似ていたり、歯の裏側に取り付けたりして目立ちにくい矯正装置が次々に登場していることがあります。成人の患者さんが仕事をしながらでも治療を受けやすい環境が整いつつあるのです。

しかし、いずれの方法にしても矯正歯科治療は決して安価ではありません。それぞれ得意なことと不得意なことがありますから、よく吟味して、自分のライフスタイルに合った矯正方法を見つけることが大切です。ここでは、判断材料とするために、現在広く行われている矯正の具体的な方法を比べてみましょう。

 

◆代表的な矯正歯科治療、6つの方法

 

矯正装置や治療法にはたくさん種類があり、次々に新しい装置が開発されています。日本でよく使われている代表的な装置・矯正方法を比べてみましょう。

○金属ブラケット

治療に使われてきた歴史が長く、昔からもっとも一般的な矯正装置です。普通、矯正歯科治療と聞いて想像するのが、この金属ブラケットではないでしょうか。素材はニッケルやクロムなどのステンレス鋼ですが、金属アレルギーを持つ患者さんにはチタン製も用意されています。
丈夫でほとんどの症例に対応でき、コストも比較的安い歯科矯正治療のスタンダードですが、ワイヤーが金属のためとても目立ってしまうのが欠点です。

 

○審美ブラケット

金属ブラケットの目立つというデメリットを解消するために開発された装置で、基本的には金属ブラケットと同じ構造ですが、セラミック、プラスチック、ジルコニア製など白~透明の目立ちにくい素材でできています。
歯に近い色をしているので目立たず、金属アレルギーがある人でも安心して使うことができますが、金属ブラケットに比べると壊れやすく高価なところが欠点です。

 

○セルフライゲーションブラケット

見た目には通常の金属ブラケットとあまり変わりませんが、ワイヤーとの連結方法に改良があり、摩擦が軽減されています。痛みが少なく、効率的に歯を動かすことができるため通院頻度を減らせるという特徴があります。
ただ、通常の金属ブラケットより高額で、装置のサイズがやや大きいのが欠点です。

 

○裏側矯正

通常のブラケットは歯の表側につけるので目立ちますが、裏側矯正は歯の裏側(舌側)に装置を付ける方法です。表側からは見えないので、大きく口を開けない限り矯正治療を受けていることには気付かれません。
このように目立ちにくいのが特徴ですが、歯の表側につける装置に比べて舌や口の違和感が多いという欠点もあります。また、高度な技術が求められ調整に時間がかかるため、取り扱っていない歯医者も多いようです。

 

○ハーフリンガル矯正

目立ちやすいが取り扱いやすい表側矯正と、目立ちにくいが違和感がある裏側矯正を併用した矯正方法です。目立ちやすい上あごの歯には裏側矯正、舌が当たりやすい下あごの歯には裏側矯正を施します。
両方を表側にするよりも目立ちにくく、両方を裏側にするより違和感が軽減されますし、費用も抑えられます。

 

○マウスピース矯正

ブラケットは一切使わず、透明なプラスチック製のマウスピースを歯に被せ、定期的に新しいマウスピースに取替えながら徐々に理想の歯並びに近づけていく方法です。マウスピースは透明度が高く、付けていても目立ちにくい上、食事や歯みがきのときには自由に取り外すことができるのでメンテナンスがしやすいという特徴があります。
ただし、マウスピースでできる矯正には限度があり、移動方向や移動量によっては適応できないことがあります。また、装着時間が守られないと治療が長引く原因になります

 

◆働く大人が取り組みやすいマウスピース矯正

矯正歯科治療中の代表的なトラブルと言えば、
(1)目立つ
(2)歯磨きがしづらい(むし歯、歯周病、口臭になりやすい)
という2つのことが考えられます。

特に人と会って話をする必要がある仕事をしている方であれば、目立つとか、口臭になりやすいといったトラブルは大きな問題点です。このようなトラブルを防ぐためには、目立ちにくく取り外して食事や歯磨きができるマウスピース矯正の方法を採るのがおすすめです。

マウスピース矯正は現在の歯並びから少し動かした歯型で作製したマウスピースを順々に装着していくというもので、週2回の通院を3ヶ月~10ヶ月ほど続けます。決して万能の方法というわけではなく、抜歯が必要な矯正や、あごまで矯正しなければならない大掛かりな矯正には向いていませんが、いろいろな負担を軽減して歯科矯正治療にチャレンジすることができるのが最大のメリットです。

当院では、しっかりと正確に診断を行い、無理に治療を勧めることはありません。ケースによってはお断りさせていただくことがあります。また、そのような場合には、信頼できる矯正歯科医院を紹介させていただきます。

矯正歯科治療は、しっかり噛めるという機能面での改善という以外にも、口元のコンプレックスを少しでも軽減させるということに非常に大きな意義があります。人にとって性別に関係なく、笑顔が美しいということはとても大切なことであり、大きな魅力の一つです。歯がきれいになることで自信が出て、より笑顔が増えることにもつながると思います。

マウスピース矯正につきましてはこちらの記事もご覧ください。

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