歯周病とは
歯周病は細菌が引き起こす感染症です。歯と歯ぐきの隙間にある溝(歯周ポケット)に隠れたプラークの中で細菌が繁殖し、歯肉や歯を支える歯槽骨を溶かしてしまいます。すると歯が徐々にぐらついてきて、噛みづらくなっていきます。重度の場合は抜歯になってしまうケースもあります。
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歯周病は細菌が引き起こす感染症です。歯と歯ぐきの隙間にある溝(歯周ポケット)に隠れたプラークの中で細菌が繁殖し、歯肉や歯を支える歯槽骨を溶かしてしまいます。すると歯が徐々にぐらついてきて、噛みづらくなっていきます。重度の場合は抜歯になってしまうケースもあります。
当院では、まず位相差顕微鏡という機器を使用し、お口の中にどれだけ細菌がいるかを確認しています。患者さまもその画像を確認できますので、治療前にご自身のお口の状態を知っていただいております。
歯周病は生活習慣病。患者さま自身の意識が変わらなければ、またすぐに再発してしまいます。そのための取り組みとして、位相差顕微鏡による検査を取り入れております。
当院では歯周病治療に、コールドレーザーを取り入れています。
コールドレーザーは、歯周病の原因となる歯周病菌をほぼ死滅させる新たな治療法です。さまざまな医療分野で既に利用されている医学療法なので安心して治療を受けていただけます。
コールドレーザー治療は、光を吸収させることで化学反応を起こし、活性酸素を大量に発生させ歯周病菌を破壊します。つまり、歯ぐきの歯周ポケットに光感受性物質(バイオジェル)を含ませ、そこにレーザーを照射し、歯周病菌を死滅させるといった方法です。
従来は、歯周ポケットの中に入り込んだプラークや歯石を、プロープという器具を使って手作業で取り除いていました。しかし、歯周ポケットが深い場所や複雑な形態の場所には、器具が届かず、また肉眼でも見えづらいため、細菌が残ってしまうことがありました。
コールドレーザーは光を照射するだけなので、深い部分(5cm~8cm)や肉眼でも見えづらい部分までレーザーが到達します。歯周病菌、虫歯菌、ヘルペスウイルス等をほぼ死滅させ健康な歯周組織を回復させます。
熱が出ないレーザーを患部に直接照射するだけですので、患者さまに安心感を与えると同時に、即効性もあります。痛くなく、短時間で治療ができ安心です。
歯科の分野ではまだまだ周知されていないコールドレーザーですが、医療の分野では既に癌治療、皮膚科治療、眼科治療などで正式に用いられている医学的治療法ですので安全性は保証されています。歯周病菌を死滅させることで、再発予防にもつながります。