重度の歯周病
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最近、歯磨きすると出血する、はぐきが赤く腫れている、口臭が気になる、歯がぐらつく、歯がのびてきた気がする
、歯の位置が移動した? なんてことがある方は、歯周病の可能性があります。
歯周病にかかっているかどうか、また軽度か中等度か重度なのかは検査をしなければわかりません。
歯周ポケットが7mm以上あったり、歯をとりかこむ骨が歯根の半分以上崩壊していたり、歯のぐらつきが
1~2mm以上あったり、咬んだときに歯が上下にぐらつくようだと、それはもうかなり重度の歯周病になっています。
自覚症状がある方や気になる方は、まずは歯科に行って歯周病検査を受けてみてください。
重度歯周病の治療としては、当院では歯磨きやお口の中の清掃の徹底的な指導をまずさせていただきます。
その上で、歯表面や歯の根っこ部分についた歯石の除去を時には麻酔をして行っていきます。
また、口腔内における悪習癖の修正や、噛み合わせの調整、抜歯、ぐらつく歯の固定等も並行する場合もあります。
症状の変化を歯周病検査でみていき、さらに必要であれば歯周外科処置といって歯ぐきの切除や、歯ぐきを切開
ハクリ(剥離)して歯根についた歯石除去し、歯根面をなめらかにきれいにします。
さらに必要であれば、歯周組織再生療法といって歯周病によって失われた組織の再生をこころみる手術をこなったり
します。当院では、再生療法にエムドゲインを用いたり、PRGF-Endoretを行っています。